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コムタンは、韓国の代表的な料理のひとつです。
牛の肉・内臓等を長時間煮込んで作る、とってもシンプルなスープ料理。

長い時間かけて煮出すという意味の「膏飲(コウム)」という言葉が
変化して「コム」となり、「タン(湯)」はスープの総称。

よく似た料理でソルロンタンがあります。
似ていますが、作り方が若干違います。
一般的にソルロンタンは骨を入れて骨髄まで煮出されているので白濁した
スープになりますが、コムタンには骨は入れず透明なスープとなります。

また、コムタンは胃、小腸等の内臓肉を入れるため、ソルロンタンに比べ
濃厚で油っこい料理です。

しかし、近年ではその違いも曖昧になっています。
バリエーションとして、鶏肉を煮込んだタッコムタン、牛のテールを煮込んだ
コリコムタンなどがあります。

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コムタンスープ01

水原(スウォン)行きのツアーの昼食はコムタンスープでした。
さて、到着したお店はコムタンスープの専門店のようでした。
いただいたものは、本当にシンプルな料理でした。

透明なスープにネギと牛肉が入っていました。
スープを飲むと、透明な色にもかかわらず、濃厚な味でした。

これにご飯が付いて、コムタンスープ定食です。
あとは、キムチなどの付け合わせが付きます。

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コムタンスープ02

韓国のお食事マナーをひとつ披露します。
韓国ではお箸のほかにおさじ(スプーン)を使います。

おさじの文化は、中国でも磁器のレンゲを使いますし、韓国でも金属のスプーンを
使います。

日本に伝わって来たはずですが、日本では広まらなかったようです。
日本は、お箸のみの文化ですね。

韓国では箸置きがないため、お箸とおさじはテーブルにそのまま乗せます。
ただ、私たち日本人からすると
「不衛生、汚い」
という気持ちがあるので、日本人観光客は、ナプキンの上にお箸とおさじを置いた
ほうがよさそうです。
あとスープを飲むときには、顔を器に近づけるのはNG。
さらに、器を持つ子ともNGです。

スープをさじに取り、テーブルにこぼれてもいいから、顔まで持ってきて飲みます。

顔を近づけたり、器を持つことは、貧乏な人間がやることとされて、
上流階級の両班の人たちは絶対にやりませんでした。
この影響がいまだ現代でも残っているようです。

ガイドさん曰く
「コムタンはおふくろの味。牛から何時間もかけて煮だしたスープは透明で
これがあれば何日でもご飯が食べられる」
そうです(笑)

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